アメリカの鳥病院について

2024年02月13日 13時27分

「アメリカの鳥病院について」の画像

愛鳥を鳥病院に連れて行ったので、アメリカの鳥病院はこんな感じでしたという紹介です。

アメリカの全ての獣医がこの通りというわけではなく我が家が数か所ほど行った病院の体験談です。参考までにお読みください!
今回は初診の病院に行きました!
私はアメリカに来て初めて鳥(ペット)を飼ったので日本では一度も動物病院に行ったことがなく日本のことは分かりません。

 

 

【病院に行った理由】
健康診断、爪切りです。
病気や怪我ではありません。
健康診断は、糞便検査、そのう検査、身体検査、血液検査、レントゲン検査をやりました。

 

ざっくりこんなことを診察前に聞かれました。

今まで数か所の病院に行きましたが、どこも大体こんな感じの事を当日または事前にメールで聞かれました。

愛鳥マニュアルとして全てリスト化したPDFをレターサイズ(日本のA4くらい)で3枚くらい用意しており、病院を予約する際には事前に獣医にメールしています。そのほうが獣医も状況を自以前に把握できるのでスムーズです。実際にレターサイズで3枚持って来る人は他にいないと言われました(笑)言葉の壁もあるし伝え忘れ等あると嫌なので私はフォーマットを用意しています。
 

1つずつ説明すると・・・

体重:獣医によるけど大体、直近2~3日間の体重を聞かれることが多いかもです。私は体重リストをつけてるので直近30日分をコピーして渡します。

家族構成:人間の家族構成と他に飼ってる動物がいるか、日中は人がいるのかなど。

居住について:一軒家かアパートかなど。
愛鳥が日中に過ごしてる部屋はどんなところか(場所や日当たり)、寝る場所はリビングから近いか光は遮断されるか、どんな部屋かなど聞かれます。リビングにいる時間が長い場合は窓際か天井は高いかとか聞かれました。我が家は今度から家の間取り図を持参しようかと思っています!笑

ケージのサイズ:縦x幅x奥行。我が家はサイズ表記に加えケージの写真を添付して見せてます。写真のほうが形状やレイアウトなども分かりやすいので。

止まり木の本数とデザイン:ケージ内に何本の止まり木を入れているか、天然木かロープかプラスチックか枝分かれタイプかなども聞かれるので、同じく写真を添付してます。

オモチャの数と種類、交換頻度、フォレイジング:文字通りですね。オモチャが少ないと注意されます!最低3つと言われました。

食事内容(すっごく細かく):これが一番、細かく聞かれます。我が家は口頭で言うのが大変なので食材リストを作成して獣医にメールしてます。

我が家はホールフードで大体100種類は余裕で超えてます。なのでリストは2種類用意していて普通の健康診断だったら無難に頻繁に与えてる食材30~50種類ほどを記載したリストを渡しています。まだ提出したことないですが、怪我病気や薬を処方される場合は全種類を記載した食材リストを用意しています。

放鳥時間と時間帯:1日何時間、何時頃、部屋の様子や放鳥時の過ごし方

水浴びの頻度と仕方:週に何回か、霧吹きかシャワーかキッチンの蛇口か風呂場かなど

トレーニングしてること:どんなトレーニングをしてて頻度はどれくらいか

リストの#14~17は文字通りで、ザっとこんな感じです。

 

この中で一番、時間を要するのが食事に関してです。

我が家のごはんを見て「わぁ!とても健康的で素晴らしいわね!」っていう獣医もいるし「野菜はほどほどにしてペレットを7割与えて」と言う獣医もいます。

 

今回の病院は栄養学に理解と知識のある獣医だったので安心してホールフードの相談ができました。

でも前回、通院した病院の獣医は、やたら「ハリソンとズプリームがお勧めだから与えて!」と強めの推奨だったのが驚きました。ちょっと推しが強かったので鳥類栄養学を学んでいることを伝えたら、すんなり引いてくれて「ペレットに抵抗があるなら提携している栄養士を紹介するので直接聞いて」と言われ会話を強制終了されました。

もちろん獣医としての腕は素晴らしいです!

「え、食事について詳しくないのに腕は素晴らしい??」と思う方もいるかもですが、人間で言うと診断、治療するのは医師、リハビリするのは理学療法士、リハビリ中の食事は管理栄養士が専門職みたいな感じで知識の幅が違います。欧米では獣医学生は鳥類栄養学に関するカリキュラムは、ほとんどありません。日本は知りません。米国の話です。

特に、欧米は色々と専門的に細分化(分業制)されてることが多いです。

この細分化というのは歯科医に例えると分かりやすいのですが、日本の歯科って虫歯治療や親知らずの治療など、その歯科医が最初から最後まで施術することが多いと思います。

でもアメリカは専門職がいます。虫歯を治療する歯科医、歯根を治療する歯科医、歯列矯正をする歯科医、クリーニングをする歯科医など細かく分業されているそうです。以前、虫歯治療した時は2か所の病院で治療しました(抜歯する病院→虫歯を治療する病院)ちなみに虫歯1本(抜歯含む)の治療費は約20万円でした。

また銀歯を被せている歯が虫歯になった場合は銀歯を外す専門医がいる病院で治療→抜歯する専門医のいる病院→虫歯を治療する専門医などになるそうです(まだ未経験ですが、抜歯した時に言われました)

アメリカは細分化されて全員がその道のプロの専門歯科医なので、非常に腕が良いです。もしかしたら州や病院によって多少の違いがあるかもしれないので歯科話は体験談として聞いてください。

 

話は逸れましたが、そんな感じでアメリカは細分化されてることが多く、動物病院に関しても治療などをするのは絶対的に獣医が正しく専門家です。

でも、食に関しては「生物学者、動物科学者、Avian nutritionist(直訳で鳥類栄養士)、Animal nutritionist(直訳で動物栄養士)」などが専門家になり、指導しているところも多く見かけます。獣医が治療に専念できるように、より深い知識で飼い主をサポートできるようにと栄養学の専門家が存在していると言う人もいます。欧米の話しです。

欧米では獣医になるためのカリキュラムに栄養学についての内容がほとんどないそうです。コチラで獣医が解説しています(無料)
獣医は、栄養学の知識を付けるためには独学で勉強する必要があり、多くの獣医は命を救うことを第一に考え、治療に関する勉強に集中するため栄養学の勉強をする時間を作るのが難しいとのことです。これは、アメリカの獣医やLafeberの獣医が言ってたので参考までにお話しました。

 

食の話だったのでついボリュームが出てしまいましたが、アメリカで獣医に愛鳥を診察してもらう時は、大体この項目を聞かれることが多い印象です。

2回目以降の受診は「以前に聞いた内容と変更してることがあったら教えて」的な感じですね。オモチャや止まり木、ケージ内レイアウトは必ず変わってるので伝えるくらいです。